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<乳搾り体験>モーやめ…ストレス死相次ぎ 群馬の観光牧場(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

群馬県渋川市の観光牧場「伊香保グリーン牧場」は19日、1970年のオープン以来続 - Yahoo!ニュース(毎日新聞)

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記事によると

群馬県渋川市の観光牧場「伊香保グリーン牧場」は19日、1970年のオープン以来続けている人気イベント「牛の乳しぼり体験」(有料)を11月23日で終了すると発表した。

乳搾りに使っていた乳牛が2頭相次いで死んだこともあり、「ストレスが一因。苦痛を考慮すると取りやめた方がいい」と判断した。牛の体調などで一時中止するケースはあるが、「牛の立場」に立ってやめるのは全国的にも珍しい。

・グリーン牧場での乳搾り体験はここ数年、年間約2万人が楽しむ人気イベント。

・全国の観光牧場などでは、2010年の宮崎県での口蹄疫(こうていえき)の感染拡大問題や牛の体調を考慮するなどの理由で乳搾り体験を一時中止することはあった。年間約70万人が訪れるという千葉県富津市の「マザー牧場」の担当者は「乳搾り体験は、うちでも人気イベントの一つ。牛の苦痛を考えて終了するケースはあまり聞いたことがない」としている。







牛の乳しぼり体験終了についてのお知らせ

伊香保グリーン牧場(日本土地山林株式会社 観光事業部 本社:東京都品川区、取締役社長:原 直道)では、弊社 環境方針 に沿った判断で、2016年11月23日(水・祝)を持ちまして、『牛の乳しぼり体験』を終了させていただくこととなりました。

『うしの乳しぼり体験』はオープン以来毎日開催してまいりました、伊香保グリーン牧場で人気のイベントです。より多くの方に「牛からいただいている恵みを知っていただこう」「いのちや食とのつながりを伝えよう」「いのちのあたたかさを体感してもらおう」と、連日実施してまいりました。実施に当たっては、母牛への負担を軽減するために、定員を設け、搾乳時間の短縮に努めてまいりましたが、やはり人間の手で長時間搾乳することで牛に与えるストレスは大きく、乳房炎が多発し牛も苦痛を感じているのではないかということを懸念してまいりました。また、残念なことに食品衛生上の問題から、せっかく搾った原乳は廃棄処分せざるを得ず、牛の苦痛を考慮すると取りやめにしたほうがよいのではないかという決断に至りました。

以上の問題点を伊香保グリーン牧場における※「アニマルウェルフェア=動物福祉」の観点と照らし合わせた結果、11月23日をもちまして『うしの乳しぼり体験』を終了させていただきます。
今後とも充実した動物たちとのふれあいを皆さまにご提供できるよう、スタッフ一同更に努めてまいります。
引き続きご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

※アニマルウェルフェア(動物福祉)
「動物愛護」ではなく、動物の利益に配慮するという目線から動物の福祉(幸せ)を考えていくという概念。感覚を持つ動物が痛みや苦痛を感じないように配慮するなど、動物にとっての「5つの自由」を確保しようとするもの。


この話題への反応


毎日図太いようで意外と繊細な牛を相手にする酪農家の人も大変やのう…

昔はそうじゃなかったんだとしたら、観光客のマナーが悪くなったってことなんだろうな

おとなしそうに見えて、内心ブチ切れてたのか。

という事は「乳絞り体験に出せる乳牛はもう居ない」って事でいいのか?

まぁ… 体験ではなく普通に搾る牛も色々気を使わんとあかんというしな。それ以上のストレスをかければ必然だろうなぁ。

牛にも労災適用できるん?

伊香保のグリーン牧場なつかしいな……数年前に行って乳搾りしたけど楽しかった記憶がある。。。できたらやめてほしくない……









のんびりに見える牛もストレスためるんだなぁ