カプコン、、2017年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表



前略

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は286億76百万円(前年同期比9.4%減)となりました。また、利益面につきましては、営業利益17億15百万円(前年同期比39.7%減)となりました。かてて加えて、急激な円高による為替差損の発生により経常利益5億14百万円(前年同期比82.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億5百万円(前年同期比79.2%減)となりました。


① デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、シリーズ作品「逆転裁判 6」(ニンテンドー3DSシリーズ用)がおおむね計画どおり展開したほか、人気タイトルのリメイク版「バイオハザード5」(プレイステーション 4、Xbox One用)および「バイオハザード4」(プレイステーション 4、Xbox One用)が安定したユーザーに支えられ健闘いたしました。また、海外向け「モンスターハンタークロス」(ニンテンドー3DSシリーズ用)が定着したブランド力により底堅い売行きを示したほか、「戦国BASARA 真田幸村伝」(プレイステーション 4、プレイステーション 3用)を発売いたしました。
 当期は、大型タイトルの投入が下期に偏重するため、当該期間は小型タイトルやリピート販売が大半を占めました。
 他方、オンラインゲームやモバイルコンテンツは、局面打開に向けて開発体制や運営方法の見直しを進める中、女性中心のスタッフが開発した意欲作品のスマートフォン向け恋愛ゲーム「囚われのパルマ」(アンドロイド、iOS用)が配信開始日にアップストア有料ランキング1位となるなど、幸先のよいスタートを切りました。
 この結果、売上高は163億73百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益10億99百万円(前年同期比28.3%減)となりました。

② アミューズメント施設事業
 当事業におきましては、リオデジャネイロ五輪や猛暑などの一過性要因による影響がありましたものの、風適法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の改正が今年の6月に施行されたことにより、夜間の入店規制が緩和された環境のもと、各種イベントの開催や快適な店舗運営など、周辺住民に愛される地域密着型の施設展開によりリピーターの確保、中高年齢者や親子連れのファミリー等、幅広い客層の取り込みに努めてまいりました。また、新たなビジネスチャンスを切り開くため、キャラクターグッズ等の販売を目的とする新業態の「キャラカプ」を店舗に併設するなど、新機軸事業を推し進めてまいりました。
 当該期間は、山口県に1店舗出店しましたので、施設数は35店舗となっております。
 この結果、売上高は48億10百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益4億78百万円(前年同期比34.6%増)となりました。

③ アミューズメント機器事業
 パチスロ機部門は、下期からの本格的な攻勢を控え、「デビルメイクライクロス」や「スーパーストリートファイターⅣ」を投入したほか、受託ビジネスに取り組んでまいりました。また、業務用機器部門につきましては、「マリオパーティ ふしぎのチャレンジワールド」を発売するとともに、既存商品の販売に注力しました。
 この結果、売上高は65億30百万円(前年同期比46.2%減)、営業利益16億51百万円(前年同期比35.3%減)となりました。



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計画通りであるものの、今期は小型タイトルやリピート販売が中心だったため微妙な結果に

バイオ7と今日発表されるであろうモンハンで巻き返しなるか