もうなにもわからない




一部省略しています。

ある息子が15歳の誕生日に何が欲しいか聞かれて「お父さんぼくは男の子がほしいと思うものは何でももっているよ、ぼくがほしいもので思い付くのはプラスチックのオウムだけだ」
父親は「本当にそれでいいのか?」
と聞いたが
「うん、お父さん。誕生日にはプラスチックのオウムがほしいんだ」と彼は答えた。

だから父親はプラスチックのオウムを買ってやった。数週間後、父親は息子の部屋に入ったがオウムは跡形もなかった。あんなにほしがっていたプレゼントがこんなに早くなくなるのはおかしいと思ったが息子には何も言わなかった。

1年後、また誕生日に何が欲しいかと聞くと、息子はまた「6羽のプラスチックのオウムだけだよ」と彼は答えた。

父親は変な願いだと思いながらもかなえてやったが、数週間後にはなくなっていた。

17歳の誕生日の時には「28羽のプラスチックのオウム」を買ってやったがそれも消えた。

18歳の誕生日のときに父親はこれまでとは違うことをしようと思い立った。「18歳の誕生日には本当に特別な贈り物を買ってやりたいんだ。何がほしい?車とかか?」
「父さん、ぼくは男の子がほしいと思うものは何でも持っているよ。でも、部屋いっぱいのプラスチックのオウムならほしいな」
「もうプラスチックのオウムはだめだ」と父親は絶望したようすで叫んだ。
「本当なんだ、父さん。それこそぼくがほしいものなんだ」

そこで父親は部屋いっぱいのプラスチックのオウムを買ってやったが6週間後にはなくなっていた。

今回、父親は息子に問いただすことにした「なあ、息子よ、おまえと例のプラスチックのオウムはいったいなんなのかよくわからない。でも、おまえにオウムをずっと買ってやっても、必ず消えてなくなってしまう。一体おまえはそれらをどうしたんだ?」
「父さん、コレは信じてほしいんだ。そのうち言うよ。今はまだだけど」

月日が流れてすぐに息子の19歳の誕生日になった。

もっとたくさんプラスチックのオウムがほしいとか?」と父親はあきらめ気味に言った。

「そうだよ。今回は倉庫がいっぱいになるくらい」
父親は息子の願いを聞いてやって、何千というプラスチックのオウムをかってやった。数週間経ったある日仕事から戻ると、プラスチックのオウムは息子の部屋からみんな消えていた。

謎をどうしても解明したかったので、彼は息子が帰って来るのを待って。
ところが彼は病院から、息子がギャングの銃撃に巻き込まれて命が危ないと知らせる電話を受けた。

父親は息子のところに急いで言った。外科医は息子が生き延びられないだろうと言った。

「息子よ、今こんなことを尋ねるのはどうかとも思うが、これまでに買ったプラスチックのオウムのことをたずねなければならない。なんであんなものがほしかったんだ?そしてあれは全部どうしたんだ?」

「父さんもしぼくの最後の願いを聞いてくれたら話すよ」
「分かったよなんでもする」
「お店に行ってプラスチックのオウムを1羽買ってきてくれないかな?」

近くのギフトショップで急いで買ってきてすぐに「ほら買ってきたよ。さあいったいなんだったんだ?とにかく知りたいんだよ」と言って渡した

「わかったよ」息子は弱弱しい声でいった。
「ぼくがプラスチックのオウムがほしいって言ったのは不可解だったろうね。本当のことを言わなきゃiけないと思うんだ。実はね・・・」

ここで彼は亡くなった。





この記事への反応


フォロー内から失礼します。
プラスチックのオウムを倉庫いっぱい買える経済力ってどうすれば身につきますか?


本当はこのあとどうなるんですかね、、、

これ何年度の入試ですか?

昨年度の大門3ですね!

これを解いた友人も「意味わからん」て言ってましたwしかもこの長文の大問中に「男の子はなぜオウムを頼んでいたのか予想して説明しなさい」みたいな問題もあったそうな……。














まあじっさいのところは・・・










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