2017.5.1 18:20

小島秀夫監督がゲーム作りについて語るインタビュー!新作『デス・ストランディング』の進捗は…

小島秀夫監督、ゲーム作りやデスストについて語る



・Tribeca Games Festivalのキーノートの中で、小島秀夫監督がPS4のゲーム『デス・ストランディング』について語った

(なぜ有名な映画俳優をゲームに採用するのか、俳優が何を小島監督の作品に提供しているのですか?)
小島監督「僕らはCGをゼロから作り上げてる。そこは今まで人工物だったんですね。アニメーションと一緒で、キャラクターの仕草も動きも絵作りも僕のイメージしたものをそのまま追求して作るだけだったんですけど、それでは面白くない。そこに俳優さんの演技とか、僕の予想もしなかった動きをすることで、更に作品が良くなる。そういうライブ感がほしかった。

CGでは僕の言うとおり100%できるんですけど、俳優さんを入れることで、僕のイメージより大きなもの、予想もつかないものを入れ込みたい。

(新しいゲーム、新しいプロジェクトでは特定の俳優を念頭に置いて考えますか?例えば『デス・ストランディング』の場合はノーマン・リーダスにこの役をやってもらいたい、というように考えたのでしょうか?)
小島監督「ノーマンを考えながらキャラクター作りをしています。普通はキャラクターを作って、そのキャラクターに合う俳優を探すんですけど、今回の主人公に関しては……えーっと名前を言ってしまいそうになった(笑)。ノーマンに演じてもらうということで、ノーマンをイメージしながらキャラクターを描いてます。

「ティザーで最初にノーマンが裸で出て来るのも、裸のノーマンから入るというか、皆さんに見てもらおうと。これから色んな服装とか髪型とか装備とかが……あまり言うとアレですけど(笑)、出てきます。期待してください。」

(ゲームのストーリーを伝える方法をどのように考えていますか?)
小島監督「ファミリーコンピュータの時は物語が無かったんですけど、世界観というかキャラクターたちが戦う目的がほとんど描かれていなかった。なので、物語やドラマ以前にキャラクターの背景をキチンとしたかった。例えば僕の大好きなスーパーマリオブラザーズは、クッパがピーチ姫をさらうが、なぜさらうのかわからない。それを配管工のマリオが助けに行くが、なぜ助けに行くかもわからない。そういうゲームがいっぱいあった。そうじゃなくて、クッパがなぜピーチ姫をさらって、赤の他人であるマリオがなぜ助けに行くかという背景や世界観を作りたかった。それが僕の最初のゲーム作りの動機です。なんでキノコ踏み潰すのかわからなかった(笑)」

「まずキャラクターの設定や背景をちゃんと作ります。その次にドラマ。キャラクターが背負ったものとかをプレイヤーにゲームをプレイさせながらどう伝えるのか。今主流なのはカットシーンやキャラクターが喋るという方法ですけど、もっと他のやり方はあると思う。今模索中です。今のやり方が正しいとは思ってない。

(デス・ストランディングの開発状況はどうですか?みんな知りたいと思いますが)
小島監督「えー、どう言ったらいいですかね。PS4で実際に動いてます。全体の企画、プロット、キャラクター設定は当然あります。ゲームのシステム、キャラクター、環境をDecima Engineでじっくり実験しています。今のところ非常にいい感じです。そこで成功したものを精査しながら、もっとプロットを細かくシナリオを修正しているところです。

「具体的に言うと、ニューヨークにノーマンが歩いているとします。Decima Engine上でニューヨーク作って、ニューヨークに見えるのか、広さなどを実験しているところですね。(実際のゲームには)ニューヨークでませんよ?(笑)そこからキャラクターがイタリアンレストランに入ります。そこで誰と会ってどういう話をして、どういうものを食べるのかというのは決まってます。今やってるのは前後を考えながら、どういうテーブルでどういうセリフを言って、どういう料理を並べていくかとか。細かい所を調整してる感じです。」


(最初から決まっていたものから、どのくらい修正しますか?)
小島監督「イメージやストーリーラインは変わらないですね。細かいところは変わります。プログラム上で表現できないこととか、メモリが足らないこともあるので。」

コジプロ内で完結するように作ってるので、非常に無駄がない作りです。キャラクターの設定をして新川洋司がデザインして、デザインされたものをそのままCGする。不都合がある場合はそのまま新川洋司のところに戻ってその場で直す。外注を使うとそうはいかないと思う。毎時間毎分修正している。」

(一番クリエイティブになる時間はありますか?)
小島監督「寝ている時間以外はいつも考えています。ストーリー、ゲーム、キャラクター、演出とか。事務所ではいつも考えていることを出力するだけです。そこで悩んで考えたりしません。なので、家族と旅行に行っても考えてるので怒られるんですよ。心ここにあらず(笑)」













ポロッとデスストの情報を話してしまいそうになる小島監督

今年のE3で新情報あるかな?



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