漫画家・尾田栄一郎先生のインタビュー






(これだけ多くの人に期待されていると、受けるプレッシャーも大きいでしょうね?)

尾田先生「プレッシャーもね、本当に感じないですね。まぁ、考え方ですかね。今では『ONE PIECE』は様々なメディアに拡大していますけど、そっちはそっちで僕の漫画を気に入って、色々やってくれてるんだと思うんですけど、僕が急に倒れようが原作の事以外は知ったこっちゃないって言う無責任さがあるんです。僕は全てを背負わない。その代わり、アニメのスタッフなんかとは友達みたいに仲良くしているし。別にみんなの人生を背負って生きる気はないし、まぁダメだったらダメでいいでしょっていう気楽さでやってます。実際エンターテイメント作品が一本潰れたところで、大した影響はないですよ。


(映画の脚本を書いたり、デジタル作画に挑戦されたりと、尾田さんは沢山のことにチャレンジされているイメージがありますが、漫画以外で今、何かやってみたい事や興味のある事はありますか?)

尾田先生「本当にあらゆる事はやらせてもらえたし、もう未知の世界なんですよね。もう大抵やっているし。何をしたらいいんですかね。まず欲しいのは「目指す場所」ですかね。今、ちょっと先人がいなくて、困っているところ。昔にもっとヒットした人がいれば、その人の後を追えばいいんですけど、数字だけで見れば一番になってしまったので、「今から何をやればいいんだろう?」というのはありますね。まあ分からないときは「今週の読者が面白いって言ってくれるものを」と思うだけなんですけど。でも、大きな目標があった方が燃えますよね。



この記事への反応


ワンピの最終回を目指して下さい

漫画というか架空の世界に対する認識の違いを感じるな。

「そのうち完結したら読もう」と思い続けてまだ完結せず「こうなると今から読み始めるには量が多すぎる…」と最初の一歩を踏み出せないまま、尾田さんの面白さを知らない人のために一つ新作をお願いしたいです…。

ほとんどの人気漫画は面白いけどこの漫画だけはなぜか面白くない。理由がわからない不思議。

尾田自身を喋らせてはいけない。こじらせ残念マンだから。

20年週刊で連載してて波はあれどずっと面白いって凄まじいことだと思う











尾田先生は気楽にやってるかもしれないけど、ジャンプ編集部はダメになってほしくないと思う




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