株式会社Gzブレイン(カドカワグループ/本社:東京都中央区、代表取締役社長:浜村弘一)は、『エンターテインメントという薬-光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-』を株式会社KADOKAWAより発売いたします。この度、11月1日の発売に先駆け、Amazon等オンラインショップでの先行予約をスタートいたしました。

​松山洋氏は『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズや『.hack』シリーズ等、これまで数々のゲームを世に送り出してきた株式会社サイバーコネクトツーを牽引するゲームクリエイター兼代表取締役。
『.hack』シリーズは今年で生誕15周年を迎え、中でもユーザーからの評価が高い『.hack//G.U.』(2006年発売)シリーズは、最新作となるHDリマスター作品『.hack//G.U. Last Recode』を、本書発売日同日に、株式会社バンダイナムコエンターテインメントより発売予定です。

ものがたりは、2006年12月、プレイステーション2用ソフト『.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで』発売直前に松山氏に入った一本の電話をきっかけに、一人の少年に出会うところから始まります。
その電話は、目の病気のため眼球摘出手術を受ける少年が、『.hack//G.U. Vol.2 君想フ声』の続きを遊びたいと望んでいることを告げるものでした。ソフト発売は、手術の9日後。このままでは間に合わない――! そこで、視力を失う少年のもとへ直接ROMを届けに行くという、異例の対応を行った松山氏。本書は、10年前当時のことを振り返るとともに、この対応の裏で起きたことや少年の半生を取材し、執筆しました。
ゲーム、エンターテインメントにできることって何だろう? 松山氏とその少年との出会いが、当時の開発スタッフに勇気と希望を与えるものであったこと。そして、ゲーム開発者やエンターテインメントに関わるすべての人々へ伝えたい想いを込めた一冊です。

また、本書は紙とデジタルブック、両方の制作を予定。デジタル配信することで、朗読アプリを通して内容をお聴き頂けます。なお、売り上げの一部を“がんの子どもを守る会”に寄付いたします。









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この記事への反応


エンターテイメントという薬、涙腺にくる。うわ…だめだ…10年前からの技術の発展に感謝する…。

10年前、手術で全盲になる少年がやりたかったことが.hack//G.U. vol.3だった…物語を見届けたかったんだなぁ
発売前に届けに行った社長もすごい。本読みたい⸜( * ॑꒳ ॑*)⸝買お


こういう話弱いんだよおお(泣)

ぴろし社長の本買う。読みたい。











松山社長は今回のラストリコード発売前に10年ぶりに少年に会ってきたとのこと

もう全盲の少年はVol.4遊べないんだな・・・と思うと切ない