2015.11.27 16:30

外国人アナリスト「”日本最高”と妄想して自画自賛している日本人が多いけど数字を見れば大したことはない。思考停止は辞めよう」





英国人アナリストの辛口提言──「なぜ日本人は『日本が最高』だと勘違いしてしまうのか」
http://courrier.jp/news/archives/6175?id=breadcrumbs
rwe

記事によると

「伝説のアナリスト』デービッド・アトキンソン氏
”日本の『おもてなし』は世界一で『ものづくり』は高く評価されている”との認識は日本人の妄想でしかない。クールジャパンは他人から言われるべき言葉であり、自ら発信する言葉ではない。そもそも、クールジャパンの元はクールブリタニアであり、クールブリタニアは”もっとブリタニアをよくしたい”の精神から生まれた言葉だ。クールジャパンは真逆の使い方がされている。

日本人は外国人から貶されると”外国人のくせに”と聴く耳を持たないが、褒められればすべてを信じる。不思議だ。

京都は世界一の観光地だと思い込んでいる。確かに訪れた人の調査結果ではそうなっているが、実際183万人しか訪れておらず、世界では96位だ。もっと呼びこむ必要があるが、これを分析して対策を立てる冷静に考えねばならないが何もしていない和食がブームと思い込んでいる人もいるが、ブームというからにはヨーロッパで和食店が18万7257軒が必要だが、現実的には5500軒しかない。

思い込みは数字だけでは終わらない。相手の立場を考えない問題もある。

やたらと日本は”マナーや治安”をアピールするが、それは観光の動機にならない。世界一治安がいいアイスランドの年間観光客数がわずか80万人しかいないことからも、それは明らかだ。”おもてなし”目当てに外国人観光客がやってくることはありえない。「日本を理解して欲しい」とよく聞くが、これも押し付けがましい。

上から目線で売れるはずがない。思考停止をしていてはいけない。

世界一の技術力を持つ日本人は存在するが、その技術に関して日本が世界一というわけではない。勤勉な日本人はいるが、日本の生産性は世界26位だ。勤勉な日本人ばかりでないことは明らか。一般化という思考停止を続けている限り、日本は日本の伸びしろに気付くことができないだろう



この話題に対する反応


・「クールジャパンは、自信のなくなった「日本人」が、自画自賛して現状を維持し内に籠るための装置として機能していますね。」に納得した。

・傲慢にならないように気をつける努力をしよう、そう思う。

・要はクールジャパンに限らず「自己満でチョーシこいてたら誰も相手してくれんぞ」という。肝に銘じておこう。

・多くの人が「日本はスゴイ」煽りは冷やかな目で見てると思うけど、さすがに物量と期間がすごいのでじわじわと脳やられてきそう。人々を元気づけたいという意図もあるだろうしなー

・自分たちで「クールジャパン」と言うのはまったくクールではないという至極当然の話だが、こうして自画自賛するのはソ連などの社会主義国や独裁国家の特徴なのだよね。自省なき社会は衰退する。

・日本SUGEEさんの中に(自分は何も好かれる努力はせず)「ありのままの自分を愛して欲しい」と好きな相手に言って、どん引きされた人はどのくらいいるのだろう?(男性女性問わず)

・日本が最高だという方が他の国の良さをどれだけ分かった上で言ってるのだろう?とは思いますね。自画自賛では共感は得られないです。

・ブラボー、こういうオーセンティックな視点は気持ちがいいですね。ずっと思っていたことをズバッと言ってくれました。


















単純な日本ディスではなく日本を好きだからこその諫言なんだろうね

耳触り良い言葉より実際の数字を大事にしないとね















デービッド・アトキンソン 新・観光立国論
デービッド アトキンソン
東洋経済新報社
売り上げランキング: 292


クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン (講談社現代新書)
鴻上 尚史
講談社
売り上げランキング: 17,340