2016.2.15 16:30

【悲惨】開始3ヶ月で即死したソシャゲ『きのこコレクション』と会社の栄枯盛衰 「多大なバグと資金難」「ゲーム資産を競売に」






4月のサービス開始からたった3ヶ月で終了していた
きのこ擬少女化ソシャゲ『きのこコレクション』


【!?】きのこがまさかの美少女化!『きのここれくしょん~きのこたけのこ百年戦争~』が登場wwwwwww














24歳でスマホゲーム起業。開発に2,000万円かけたが「資金難と大バグ」のコンボで会社終了。アプリ「きのこれ」元社長が語る会社倒産後の世界。 
http://appmarketinglabo.net/kinokore/
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一部抜粋
・きのこ擬人化ゲーム「きのこれ」のお話を伺いました、ソシャゲ戦国時代に夢半ば破れたアプリの話。

「きのこれ」の開発費は、どのくらいかかりましたか?
栗原:
開発費については、累計2,000万円ほどかかりました。内訳は、プログラミング費用1,300万円、イラストやボイスに300万円、残りの700万円が社内の人件費です。
私も元々プログラマだったので、社内でアプリを開発することも考えましたが、スピードを重視するために、企画やデザインは社内で行い、プログラムは外注することにしました。

リリースする前はどんなことを考えていましたか?
栗原:
リリース前から「ねとらぼ」「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@JIN」などのメディアで話題にしてもらい、事前登録は約4万人、ツイッターも数千フォロワーまで集まりました。
なので「なかなか好調なスタートが切れそうだ」と考えていました。そんなことを思いながら、2015年の3月にアプリを公開しました。

アプリを公開して「ダウンロード数や売上」はどのくらいまでいきましたか?
栗原:
ダウンロード数は、累計15,000ダウンロードくらい(iOS+Android)でしたね。
売上については(2015年)4月がピークで、そのときは月200万円くらいありました。一番課金していた人で1日13万円ほど課金してくれました。ジャンル的に、ユーザー課金率は高かったとおもいます。

・プロモーションなどもやっていたのでしょうか。
栗原:
プロモーションは、ニコニコ動画の「てーきゅう」チャンネルに動画広告を出稿しました。料金については、25万再生で50万円(1impあたり2円)でした。

ここまでは「順調」に思えますが、どんな問題が起きたのでしょうか。
栗原:
リリース後に、とにかくバグ(不具合)に悩まされました。もちろんデバッグはしていましたが、経験が浅かったため、チェック漏れのバグがたくさん出てしまったんです。
中でもひどかったのが「課金チケットが無限に配布される」というバグです。イベントで配布する予定だった「課金チケット」が、無限に配信されてしまって。
そこで、いきなり追い詰められました。やばい、やばいとなって。とくにプログラミングを外注していたので、その支払いができなくなって。資金繰りで、手詰まりになってしまった。

・そこでどうすることもできなくなったと。

栗原:
いえ、まだ選択肢としては「他社にゲームを譲渡して、運営を続けてもらう」という手があったんです。なので、いろんなゲーム会社に電話したり、声をかけて回りました。
ですが、とにかく時間がありませんでした。資金が底をつくまでに、たった1週間ほどの猶予しかなかったので。結局、ほとんど相手にしてもらえず終わりました。当たり前ですよね。

最終的には、どうしようもなくなり「弁護士を頼る」という決断をしました。それはつまり「会社を清算する(倒産)」ということです。

「サービス終了後(会社倒産後)」は何をしなくてはいけないのでしょうか。

栗原:
「何もしない」をしなくてはいけませんでした。下手に債権者とコンタクトをとると、刺激してしまう可能性もあるので、弁護士さんから「何もしないで下さい」と言われていました。

その後「きのこれ」のゲーム資産は、どこにいってしまうのでしょう。
栗原:
「ゲームの資産」は私の手から離れてしまいます。意思決定権もありません。資産をどうするかは、弁護士さんに全権がゆだねられる形になります。

そして、弁護士さんは「きのこれを売る」という決定をしました。そこで競売にかけられた「きのこれ」を買ったのが、ポッピンゲームズです。私自身も(2015年10月から)今ポッピンゲームズで働いています

こういう風に「終了したゲームを競売で買う」というのは、ゲーム業界ではよくあることですか?

辻村:
いえ、多くはないと思います。業界的には「買い手不在」という状況ですね。サービス終了するゲームは、ごろごろありますけど、買い手は少ないんです。

振り返ってみて、変えられるとしたら、何を変えたいですか?
栗原:
振り返ると「プログラミングは外注せずに、社内でやればよかった」と思います。そうしてたら「バグ問題」と「資金繰り」も、どうにかなったかもしれない。戻れるならそうしたいです。

元「きのこれユーザー」さんたちに、伝えたいことはありますか?
栗原:
この場を借りて「きのこれ」を遊んでくれたユーザーさんには、心から「申し訳なかった」と伝えたいです。サービスも「突然終了」になってしまい、本当に申し訳なく思います。
そして、もしチャンスをもらえるなら、また「きのこれ」を遊んでいただきたいです。このような流れで恐縮ですが、実は3月に「きのこれR」として、ポッピンゲームズから再リリースされます。



この話題に対する反応


・バグは会社を蝕む

・こう見るとかなり悲惨的だったんだなきのこれ。

・こういう経験による「慣れ」こそが後々の成功への足掛かりになるんだよなぁ。しっぱいしたらみぐるみはがされてしぬ、ばかり聞かされたら動けるものも動けない。

・へー、倒産した会社のゲーム資産って売買されるのか。

・すごい…よく書いてくれたな。。。勉強になりました

・1つの大バグで倒産ってこええ…バグが明瞭だったのが幸いして買い手がついたのが幸い

・ビジネスにおいて、責任を持つということと信用を得ることは必要不可欠だなーって改めて感じた。















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