2018.6.7 20:30

『コードギアス』谷口悟朗監督「アニメ業界は予想以上に幼稚。アイドル声優を叱ることすら許されない」




『コードギアス』谷口悟朗監督が警鐘を鳴らす「アニメ業界の幼稚性はここまできた」

http://wpb.shueisha.co.jp/2018/06/07/105837/2/
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記事によると
・谷口 私は危ないことだと思ってないんですけどね。なんというか、元々、実写の業界にいて、それでアニメ業界に入ったら「アニメ業界って予想以上に幼稚だな」と思ったんです。

―幼稚、ですか。

谷口 こんなこともNGになるんだっていう。

―ああー。確かに、細かいNGは実写よりもずっと多いですね。

谷口 例えば、実写業界だったら現場に来た若い女優さんとかアイドルに「これから生き残っていくためにどういう努力が必要だと思う?」という話は当たり前にするんです。でも声優の卵にそんな話をしたら、事務所の人が真っ青になって飛んできますから。

じゃあ声優の卵の人たちが何も考えてないかっていったら、そんなことはないんですよ。それぞれ将来について考えているんです。…もうね、今の声優業界はダメですよ。

■「うちはアイドル事務所なんで…」

―ダメですか。

谷口 補足すると、声優の定義が悪いほうに変わりつつあるという感じですかね。例えば、現場で新人の声優が困っていたらベテランの人はごく普通にアドバイスするじゃないですか。そういうことが以前は当たり前にあったんですよ。しかし、ここ数年は人によっては事務所のマネージャーがすっ飛んできて「そんなこと言わないでくれ。うちはアイドル事務所なんだから」と言うんです。

―そんなことを言っちゃうんですね…。

谷口 つまり、それをやられると新人のコが落ち込んだりする。でも事務所からすると、この後にラジオがあったりイベントがあったりするから困るわけですよ。常にテンションが高くないと困る。ただ、そんなことを言われたらベテランの人は新人にアドバイスなんてしなくなりますよね。スタッフだってバカバカしくてやってられない。

―それはそうですよね。よかれと思って言っているだけですから、面倒くさい思いをしてまでやる義理はないというか。

谷口 芝居の勉強は何もしないまま30歳を過ぎて放り出される。そんな声優が使い物になるわけないんです。そのコたちがあまりにも可哀想です。もちろん、全ての事務所がそうではないですよ。しっかりしているところだっていっぱいある。でも、一部の事務所は役者を育てようという気がなくて、若いうちに使い捨てをする気が満々じゃないですか。

具体的な作品名は挙げませんが、ヒットした作品にもそういうスタンスのものはいっぱいありますよ。個人営業の肩書として「アイドル」を掲げるのは構わない。でもね、それは歌とかの個人活動やファンの前だけにしてほしい。こんなの常識でしょ。ま、結果的にそれに加担している私も悪ですけどね。

―それが谷口監督の言う「アニメ業界の幼稚性」ですか。

谷口 こういう幼稚性といかに向き合っていくのかというのは難しいところでした。普通に役の説明をする時に「このふたりはセックスしている関係です」と言いますよね。ところがアニメの現場というのは、セックスという単語を言うのがなぜかはばかられる雰囲気があるわけですよ。言わないと説明できないから言いますけど(笑)。

こういう幼稚性をアニメ業界はいつまでも抱えていくのか、それと向き合っていくのか。そこは今後を考える上でのひとつのポイントでしょうね。





この記事への反応



こういう事を言ってくれるクリエイターは大事だと思う。

ここまではっきり声優業界を批判するのは流石というかw

声優業界て恐ろしい事になってきてんな・・・

アクティヴレイドのときも「アニメファン以外」に拘ってたましたね谷口さん…

作品性の話かと思ったらもっと構造的な話だった。求める市場やユーザの責任もあるやろな

谷口監督、赤裸々すぎwでも事実なんだ

「クリエイターがこういうこと言い出したら要注意」という典型例に見える

プラネテスはたしかにアニメ雑誌的には全然盛り上がらなかったなあ…当時、「こんなスゴイの毎週タダで観れんのか!」って興奮してたけど。

結構がっつりとせきららなこと言ってて面白かった。
なるほどねぇと。












妙に過保護・・・ではなく短期で使い潰す気満々の事務所が結構あるってことかな
いつまでも演技力向上しないアイドル声優はたしかに思う所ある








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