2018.6.13 10:30

作家・京極夏彦さん「ライトノベルの定義は曖昧ですが、現在“ラノベ”と呼ばれているものとは違う。ラノベは衰退していくが、ライトノベルは消えない」



Vol.109 講師:京極夏彦先生 その4(2018.03.25)|ピクシブ文芸
https://pixiv-bungei.net/archives/2607
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記事によると
京極夏彦さんをゲストに迎えた小説講座にて

ライトノベルの定義は非常に曖昧ですが、現在ラノベと呼ばれているジャンルとは違うものと考えたほうがいいです。

・ラノベはライトノベルの略ではあるので、混同されている方も多いでしょうけど、ラノベは、今やラノベです。

・「ラノベって若い人が読むものでしょうに」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、ラノベ読者は、今やほぼ親爺です。固定読者は齢を取りますから。
「可愛らしい萌え絵がついてるのがラノベだろうが」という人もいますけど、もうそんなこともないですね。いずれにしろラノベは一時期隆盛を極めましたが、既にだいぶ青息吐息になっています。つらいことですけど、仕方ないですね。これは作品の出来不出来のせいではなくて、制作システムの問題ですね。構造的に長くもつスタイルではないし、それは最初からわかっていたことなのに、そこに目をつぶって縮小再生産を繰り返したあげくの現状ですから、これは編集側の責任だと思います。

・ 一方でライトノベルというのは、もっと大きな枠組みです。90年代の造語ですが、それに相当するジャンルはそれ以前からずっとあるし、それらはいまだに読み継がれています。多分これからもあるでしょう。むしろ多様化していく可能性もあります。定義は曖昧ですが、大雑把にいえばジュブナイルよりは上の、若い層に向けて書かれた小説ということになるでしょうか。ラノベのシステムとはまったく違う形で書かれたライトノベルは山のようにありますし、それらはラノベと違ってどんどん新しい読者を獲得していっていますから、これがなくなることはありません。







この記事への反応


ラノベはライトノベルじゃない← え、ぼくこれ超わかる、めちゃくちゃ共感した。
それな!!てかんじ


「ラノベは消えるがライトノベルは消えない」という話、
表現はさておき納得できるものはある


わかる。ライトノベルは好きだけどラノベは嫌いなので読まない!

ライトノベル=その時の若者向けの柔軟で軽い文体の小説、実験的な試みが多い
ラノベ=年齢は若いのに保守的なオタク老害向け小説、実験を嫌い極めてテンプレ的
こんな感じかと思った。


ジャンルを育てようとせず、固有層にのみ売れるものばかり
書籍化して凌いでいる出版社への苦言、だと思うんだが。


森博嗣の定義が一番すっきりしてるので好き。
「ビジュアルの公式設定が存在するものがライトノベル」という


京極夏彦自身はライトノベルのつもりなんだろうけど、
お前のは全然ライトじゃねーよ!









ラノベファンから猛反発かと思いきや
「わかる」って賛同の声が多いね
ラノベは固定オタへの媚びが存在意義なとこあるけど
「若者向け小説」とは似て非なる気がする





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