2018.7.13 13:15

女Aさん「あ~保存しとくの忘れてイラレの作業消えちゃった~!この会社ってタイムマシン、ないんですか?」→女Bさん「はぁ?」⇒結果wwwwww




アンジャッシュのコントみたいに会社を辞めた女の子の話。
https://anond.hatelabo.jp/20180712140727
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私が前に勤めていた会社の話。

会社は、Web制作会社でした。クライアント企業からサイト制作を承る、どこにでもあるちっぽけな受託の会社です。

そこに、中途採用でデザイナーが入ってきました。まだ若いけれども、前職でもWebデザインをしていたという女の子です。

その子をAさんとします。

Aさんは、即戦力として期待されていましたが、まだ若いということもあり、会社のローカルルールなどにも慣れてもらうため、

教育係がつくことになりました。それが、当時デザイナーチームの中でもトップクラスの実力を持つ、年配の(多分40代)女性です。

そのベテラン教育係の人を、Bさんとしますね。職人肌で、黙々と自分の仕事に取り組み、いつも良いデザインを仕上げてくれるプロフェッショナルです。

さて、Aさんは入社1週間も過ぎ、順調に仕事をこなしていました。実はこの会社は過去に未経験者を多く取りすぎてしまい、

ろくに教育も出来ないのに仕事を押し付け、うまく仕事が回らなかったという反省がありました。

(あまりの無茶振りに、9割ぐらいの採用者は退職してしまったのです)

そんなこともあり、経験者のAさんには期待も集まり、周囲は「久しぶりにようやくまともな人が入ってくれた…」

とほっと胸をなでおろしたものです。

ただ、Aさんはちょっと独特な感じの人でした。

良く言えば「ふわふわしている」、悪く言えば「不思議ちゃん」な感じです。

もちろん仕事はおろそかにしていなかったですし、業務遂行上のコミュニケーション能力は、何ら問題ありませんでした。

しかし、その性格が後に仇になろうとは…

さて、教育係のBさんです。彼女は長く勤めていましたが、家庭があるので、パート勤務でした。

どちらかといえば職人肌で、後輩の面倒をまめに見るというよりかは、自分の仕事はさっさと終わらせて帰りたいタイプのようで。

(そりゃ家のことがあるし、さっさと帰りたいがためのパート勤務でしょう…)

それでも、Aさんは最初からテキパキ仕事をしていたし、社内のローカルルール、例えば素材はサーバーのどこにある、だとか、

ファイル名の命名規則やフォルダ構成はどうするかとか、そういう最低限だけ教えて、後は放置だったようです。

当時はかなり仕事が立て込んでおり、Bさんに仕事が集中していた、ということもありました。

パートなのに、夜の8時を過ぎても帰れない、なんてこともざらにあったようです。

そんな時、事件が起こりました。不思議ちゃんなAさんが、突如大声をあげたのです。

あ~~~ 2時間かけてやったイラレの作業間違えて消しちゃった~~!!!

デザイナー経験のある方ならおわかりいただけるでしょう。

長時間コツコツやってきた作業が、一瞬で電脳の藻屑に消えた時の、無限にも等しい喪失感を。

周囲からは「Aちゃん、ご愁傷さま~」「保存してなかったの~?」という言葉がありましたが…

隣に座っていたBさんは完全無視。そう、この時も確か夜の8時頃でした。

BさんはBさんで、怒涛の仕事量を押し付けられ、この日も帰れずにいたのです…

Aさんの、ふわふわっとした、あま~い感じの声で「イラレの作業消しちゃった~!!!」に

いちいち反応している状況ではなかったのでしょう。

そんな時、Aさんが事件のきっかけとなる一言を発しました。

タイムマシン、ないんですか~?

とBさんに質問したのです。

そこで初めてBさんが

はぁっ?

と切り替えしました。

Aさん「タイムマシン、ないんですか? この会社

Bさん「はぁ?

Aさん「だからぁ~、データが飛んじゃったんですよ。タイムマシンがあれば復活できるじゃないですかぁ~

Bさん「はぁ? あんたねぇ、そんな状況で子どもみたいな冗談言ってんじゃないわよっ! こっちだって忙しいんだから!

Bさん、ついにキレました。忙しいってのもあったのでしょうけど、Aさんの不思議ちゃんっぷりにも、前からイライラしていたのかもしれません…

いずれにしてもBさんがキレるような光景は社内全員始めてだったので、みんな、ぽかーんとしてことの成り行きを見守っていました。

そして、Aさんもここに来てキレてしまったようです。

Aさん「はぁ? なんでこっちがキレられなきゃなんないのよ! タイムマシンのない会社なんか信じれられないわ!

Bさん「だぁかぁらぁっ! 冗談言ってんじゃないわよっ! ここは会社よ! タイムマシンなんてないんだから、こまめに保存してなかったアンタが悪いんでしょっ!

Aさん「あぁ? 話の通じねえおばさんだなぁ! 会社だからこそタイムマシン用意しとけってんだよ!

あのふわふわしたAさんとは思えない言葉遣い… いよいよ二人が掴み合ってキャットファイトに発展するか! ぐらい盛り上がったところでしたが、先にリングを降りたのはAさんでした。

Aさん「あー、もういい。こんな会社、辞めてやるわ! こんな時間まで作業してタイムマシンもないとか、ありえないし!

といって、カバンを持って帰ってしまいました。当然、2時間の苦労がパーになったイラレの作業はほったらかしで。

Bさんは、Aさんが会社の部屋から出ていくのを見送ってから、何事もなかったように自分の作業にもどりました。さすが職人です。

さて、ここまでお読みいただいた方のうち、Macユーザーの方ならお分かりいただけましたね?

そう、Timemachineとは、Macに搭載されている自動バックアップシステムです。

通常、1時間に1回自動的にバックアップが取られるので、間違って消したとしても、1時間前に保存されていれば、そこから取り出すことができるのです。

そして、残念ながら、この会社は全員Windowsでした。さらに、個人でMacを使っている人も数えるほどしかおらず、ほとんどの人はTimemachineがMacのバックアップシステムだと知りませんでした。

(ちなみに私がその数少ないMacユーザーで、上記やりとりを見ながら、吹き出しそうになるのをずーっと堪えてましたw)

BさんはずーっとWindowsで仕事してきた人のようで、Aさんの言う「タイムマシン」が、不思議ちゃんぶっているAさんの、タチの悪い冗談に思えたそうです。

適当にいなしても食い下がってくるAさんに、ついカっとなって怒鳴ってしまったとのこと。もちろんタイムマシンがそういうものだと知っていたら、そこまで怒らなかった、と後に彼女は語っています。

さて、次の日。

私が出勤すると、入れ違いにAさんが会社の部屋から出てきてすれ違いました。早く会社に来て、昨日のことを話していたのでしょう。

その日の朝礼で、マネージャーから「えー、突然ですが、Aさんは本日付けで退職となりました」と発表があり、どうやら早朝に話をつけてしまったようです。

後からマネージャーと社長に話を聞くと

・データのバックアップを取る仕組みを会社が用意していないのはおかしい

・以前の会社では、Timemachineが用意されていたMacで業務をしていた

・Windowsを使うことに抵抗はないが、そういう仕組みがない会社では働けない

・TimemachineはMacユーザーには常識。Macのことも知らずにこの業界で仕事をしている人たちがいるなんて信じられない

・というか、Macでの動作検証とかどうしてるんですか?(←一部の人が個人の端末でチェックしてるだけ。してない案件も多い)

・なので辞めます

という話があったそうで。一応就業規則的には退職は1ヶ月前に申し出る、ということになっていましたが、

彼女は頑としてそれを受け入れず、社長がしぶしぶ当日で辞めて良いということを認めたそうです。

まあ、私も彼女は気の毒だと思いましたが「そんなことで会社辞めんでもw」とは思いました。

彼女はまだ若いので、こんなしょぼい会社辞めたところで、身の振り先はいくらでもあるのでしょう…

さて、彼女は社用タイムマシンがある会社で働くことが出来ているのでしょうか…






この記事への反応



コントだったw

まあ、お笑いのオチみたいな話になっているが、九割の新人がさっさとやめる修羅場の崩壊企業だから

Mac使わないとタイムマシンの優秀さに気がつかない。タイムマシンを常備している会社に転職できるのだろうか

ひとこと「バックアップ」と言ってくれ。傍観者が意地悪すぎて泣けてくる。イラレの2時間はベテランさんにもゆるふわさんにも誰にとっても尊いものなのじゃ

ずっとWindowsユーザーだからMacの事はサッパリ分からんけど、便利だなと思った

Appleが悪いw

こんな低レベルのネタをアンジャッシュのコントと一緒にしてほしくない(オンエアバトル世代)

会社組織でTimemachineでバックアップって、いつの時代だよって思いました。

バックアップ取らない会社が圧倒的に悪いだろこれ……。

いやこれ「不思議ちゃん」のコミュニケーション能力の話じゃなくて業務体制の不備に伴う労働環境不信の問題ですよね










アンジャッシュにこの話でコントやって欲しい





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