アメリカを代表するオレンジジュースを作っているTropicanaの2009年リブランディングの失敗例を紹介
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
$35Mかけて結局売上が$20Mダウン(1ヶ月で20%下がった)
詳細は以下スレッドにて ↓ pic.twitter.com/UV6XV9jicI
1/ Tropicanaは有名広告代理店のArnellを2008年に採用
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
5ヶ月のデザインワーク、ローンチ企画、そして$35Mのマーケティング費用の結果、20%売上ダウン(約$20M分)。
ローンチ30日語に新デザインを引っ張って古いのに戻ってしまった。
1.1/ 昔のパッケージ pic.twitter.com/0DWMrTQFRm
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
1.2/ リブランディング後のパッケージ pic.twitter.com/gYvBKgwMve
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2/ 初見から見ていくつかデザイン的なミスが会った
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
昔のロゴは横で明らかに読みやすかったのに、新しいロゴはテキストと同じ色、そして縦に書かれている。圧倒的に読みにくくしている。
3/ パッケージも微妙
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
古いパッケージでは各面を最大限に使っている。
前にはオレンジ、横には人など。
新しいパッケージでは賢すぎた。グラスを二つの面を使って表現するのは面白いが、そのアングルで見ない限りわからない。
3.1/ 45度の角度でオレンジジュースが置かれるわけがない
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
せっかくの面白いデザインが台無しになる。
普通はこんな感じで置いてあるので、絶対ユーザーはデザインを見ない。 pic.twitter.com/WN1EPz8Mhx
4/ プロダクト情報がない、もしくは分かりにくい
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Tropicanaは実はいろんなバージョンのオレンジジュースを出している。
果肉入り、カルシュームリッチなど、多種類がある。
古いパッケージの分かりやすさと、新しいパッケージの分かりにくさが明らか。 pic.twitter.com/jB7rkAd4ha
4.1/ 果肉レベルの情報も載ってない
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
書いてあっても、黄色のバックグランドに白のフォントは見辛い。
昔の白のバックグランドに緑のフォントは圧倒的に見やすい。 pic.twitter.com/YarvQgjEJM
5/ 機能を伝えきれなかった
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ユーザーはオレンジジュースを買う時は迷いたくない。大体果肉レベルとかみんな自分の好みをわかっているので、それをちょっとかっこいいデザインだから迷っても良いとはならない。
6/ フォントのチョイスもあまり理解が出来ない
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
元々のフォントはスムーズで、ナチュラルっぽい感じ。そして文字間と大文字起用でプレミアムクオリティーを出している。San Serifを使っているのはプロフェショナルっぽい感じ。
新しいフォントはバラバラ。何故Avant Gardeを使っているかが意味不明。
7/ 象徴的なイメージ写真を変えた
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
Tropicanaのオレンジにストローを入れたイメージはすごく象徴的なものだった。
ユーザーはそのイメージを見た瞬間にTropicanaと分かるぐらいなものだった。
それを変えるのは余程な理由がないとやるべきではない。
8/ リデザインで一番良かったのはキャップ
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) 2020年5月12日
実はリデザインで唯一残ったものはキャップだった。
オレンジに似たデザインをしたのと、実際にキャップを握った感じオレンジっぽく感じた。
キャップをちょっと絞れる大きさにしたのも良かった。 pic.twitter.com/oDLNPN8Yx1
この記事への反応
・とても勉強になります……!!
・非常に面白かったです、ありがとうございます!
アイデンティティを捨てるかのようなリブランディングですが、どのような目的のもとで行われたのか気になりました!
・面白く読ませて見させていただきました。
文章もわかりやすかったです。
某TV局でスーパー・テロップを作る仕事をしたことがあるのですが、デザインの勉強より、相手にどう見えているのか、何を伝えたいのかを少しばかり学びました。
ボヤッとしていた部分がスッとしました。
・とても楽しく読みました!どうもありがとうございます
・ひと目見ただけでも美味しそうなのは変更前ですね
・すごく長いけど最後まで読めました
テーマ毎に区切ってあるのがよかった、
1つのツィートの改行、段開けなどが丁度読みやすかった、
全てのツィートに写真使うわけではなく、使ったツィートには視覚的にわかりやすく
使わないツィートは文字だけで上手く伝わった。
ありがとうございます。
・お洒落になっても、美味しそうじゃないと購買意欲湧かないわ💦あのフルーツのシズル感と一目でわかるパッケージは手に取りたくなります。

義務教育LOSE
あとからならなんとでも言える
その結果こういうデザインが望ましい、という作例を出してないのが弱い。
結果が出る前からダメなデザインで売れなくなるって言うのなら良いけどさw
悪手すぎる…
俺もローソン思い浮かんだわ。あれは女性からするとおしゃれで良いのか?
中身が全然イメージできないわw
それな 後出しジャンケンとか何の役にも立たん
ダサピンクとかもそうだけど決定権者が糞だから結果的にデザイナーも糞になっていくんやで…
パッケージに果物の絵を描けるのは果汁100%ジュースの利点なのに自分から捨てるとかありえない
黄色味の強いオレンジ色だから美味しそうには見えない。
一瞬グレープフルーツか目新しい柑橘類か迷うし。
そこのてめえだよ図星でスルーも出来ない底辺┐(´д`)┌
言外に伝えてるじゃん。
前のデザインを使え。
分かりにくくなっただけ
ってかこんなに長々と解説するような事なんだろうか
だから一貫して前のデザインの方が良いって書いてんじゃん 新しいデザインなんかいらねーってこと
そのイラスト縛りのルール、日本だけじゃないかね?
前のデザインが良いって文章なのは学生でもわかりそうだけど
下から上に読む配置だもんな
そりゃ
何人か首飛んだな
情報は少なくシンプルな方がいい
売り場に合わせて正面で完結した方がいいってのはその通りだし
果肉入りとか重要な情報を分かりにくくしたのは失敗だけど
それはそれとして各面に色んな情報を詰め込むってのも
見る側のことを考えてないしデザインとしてはよろしくない
頭の悪い国の一般人相手だから噛んで含めるように書いてる。
日本にもそういう低レベルのが増えてきた。
前のデザインを超えられないのだから、採用するな
って話しだわ
ソコに気付かない連中の無能さよ
あれだけで帳消しできるかわいさ
いや
うまそうに見えないイラストや写真がアウト。
果汁という単純な工程の食品だし
文字情報を凌駕するからね。
好きじゃない
量が減りつつ値上がりしおいしくなって新発売する
素晴らしい企業努力の成果の象徴だしなw
あの映ってるフルーツが魅力だったのに
会議に出た連中が全員このデザインにすれば売上が上がると思ったから企画が通ったわけで
こんな素人ですら簡単に分かりづらいから売上落ちると理解できる物を作った無能は全員クビにしろ
一応クビにする前に何が良いと思ったのかの理由だけは問い糾せ
分析しなかったら発展もないけど
軟弱者お断りの、「なんちゃってジープ」にアイデンティティーがあったのに
ま~んとフニャチン野郎にすり寄った大間抜けFMCしちゃってユーザーが激減した
そんな話を思い出した
後出しドヤマン
新XBOXは失敗すると思うよ
で、その失敗の結構な割合でデザインが足を引っ張ると思う
食品デザインのバックに無彩色を用いるときは濃いめの暖色を入れないとダメだと思いまちた
元のカラーから全体的にマゼンタ抜いたのが最大の敗因くさいと思うわね
レベル補正の黒ポッチを上げるだけでだいぶ良くなりそう
シズル観点で見ると新旧どっちも微妙
もっと果肉から果汁があふれ出すようなフレッシュな写真が欲しいところ
ポンジュースの足元にも及ばない
まるまるミカンの絵かかれてるから、本当にミカンまるまる使ってるのか否かって争点のもなる
アメリカなんかは起訴大国だから、因縁つけられてたらそれで企業イメージ悪化につながる
表面は分かりやすくシンプルに、サイドにはより詳しく知りたい人向けに細かい情報を載せる
そしてそれが新しいデザインではさっぱりわからんw
飲み慣れた人は上の色ですぐ判断できるわな
いや結局元のデザインに戻してるんですが・・・
キレイに見えて分かりにくい
読みにくいとか判別しにくいとかデザインが売り場じゃ活きないとか
全部デメリットでしかないから余計悪い結果になるだけ。
アメリカの商品ページみてみ
またすぐにミカンうつさなくなった
佐藤可士和やん。
説得できないデザイナーが結局糞
分かりやすさ
オレンジが書いてある → 購買者はオレンジジュースと認識
ってだけだろ?デザイナーが馬鹿なだけ。
果実の断面の写真は100%ジュース以外使えないんで。
アメリカも同じかどうかは知らんが。
買い物は手早く済ませたいもの
見て2秒で理解できないデザインは「クソ」だ
赤い袋に商品の見える窓と従来と同じロゴといった基本部分はしっかり踏襲したから上手くいったんだよな
キャラメルコーンじたいが甘ったるくてクソまずくて嫌いだったからデザインかわろうが買ってねーわ
あれ買ってるやつは味覚音痴だよ悪いけど👎
無印良品は例外かな
旨そうなデザインは
違うからね~~
売る気あんのかってレベル
旧デザインなら、知らなくても「色が違うのは何だろう」って思うけど
新デザインはまず違いがある事自体に気づかない可能性が高いな
お前、ピーナッツの皮が苦手なだけだろ
カッコつけてんじゃねえよ
無印良品を見て無印良品だとすぐ分かる時点で例外でもなんでもない
イラストにすればええんやで
結局そうやって抽象度上がっていくんだけども
むかし最終絶叫計画(邦題)ってホラーパロディ映画があったんだけど
日本版だと映画『学校の怪談』のデザインパロってたから、学校の怪談好きだった自分はそこに興味持って借りたんだよなぁ
元々中身はアメリカの映画だから学校の怪談ネタなんて一つもなかったけど、楽しめたわ
使い勝手ではなくデザイン主導者のドヤ顔のためだけの変更
これじゃあれ?トロピカーナ無くなった?って思われてそう
メーカーの予想しないところでヒットしたりもする
ただローソンてめーはダメだ
ただただ見づらい
果汁100%じゃなくても果物の絵は描けるよ。100%じゃないと半分に切った果物を描けない
最近また英語にして女性誌っぽくなったけど
店頭でも遠目から見ればやはり区別がつかない
パケチェンジ=容量減るor成分が悪くなる
だからね
それ以前に横文字を縦書きするとき
下から製品名を書くとか論外
必ず中身で悪い事が起きている
中身が減ったり成分が改悪されたりする
昔のパッケージは取っておくといい
どれだけ悪くなったか分かるから
ある意味中身より大事だからな
なんだかんだでちゃんと定着したよね。
文字小さいし写真とかも無いから味が想像できない
どれがどれか本気でわかりづらいから元に戻してほしい。
そこから出る方が搾りたて感が出ていいと思う
パックのデザインをシンプルにして失敗したって感じ
映画のポスターも然り
ただその「刷新感」という方向性が間違っていたため客からの評判は悪く
デザイナーに全責任をなすりつけた上でクライアント側担当者は保身、下手をすると責める側にまわる
なんてのは古今東西星の数ほどある話
旧デザインのキャップ変更だけに戻したのは良い選択
消費者がパッケージのどこを目印に商品を見つけてるかの問題
正面のオレンジと横文字トロピカーナのロゴが一番目立つ目印
デザイナーに金かければかけるほど余計なことしてクソデザインが出来上がるのがアメリカなんだよ
トヨタ車のデザインあれみんなアメリカのデザイナーがデザインしてるけどやはりクソ
たまにオシャレにしすぎて何の商品かすらわからんのもあるし
ケーススタディとして何度も取り上げられてます
逆に売り上げ伸びてたなあれは
トロピカーナってわからんのがまずい
それまで飲んでたのは缶詰の汁みたいで敬遠してたけどイメージが変わった
でも製造年とかパックサイズで味のバラつきがあるのが残念あとあんま売ってない
上司にこういう奴居たら面倒だろうな
絶対ユーザーはデザインを見ない。とか言っちゃってる時点で自分の意見も否定してしまってるし
スルーする
フラットデザインていうのは、スマートフォンでWebサイトを見るのに適したWebデザインとして作られたものだが(従来のWebデザインは小さい画面で見ると文字や図形がつぶれやすくなる)
その評判が独り歩きして異分野でも乱用される傾向がある。
誰も見てないところ小部分だけ変わるのはなぁ
結局カール自体全国展開なくなっちゃったけど
トロピカルな雰囲気がまるでない
なにが悔しかったの??w
トロピカーナはウマイ!という認識が名前とデザインにあったならそれが変わってわからなくなり、ただ数あるオレンジジュースの一つに過ぎなくなってしまった。
てか何で変更しようと思った?