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【【朗報】『はじめの一歩』電子版がついに全面解禁!7月1日から1~131巻が販売開始!】
《宣伝です》
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) June 23, 2021
[はじめの一歩]が電子版でも発売されます。
何度か電子にしているように自分はデジタル嫌いではありません。
納得のいかないことが多少ありまして長い間考えてしまっていました。
講談社さんから懇切丁寧な説明があり今回契約に至りました。
今後は紙も電子もよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/VjhGKHMirm
↓
森川ジョージ先生、電子版を解禁した理由を語る
どうして電子解禁にしたのか聞きたいと言われたので、浦沢さんに便乗して自分も理由を話したいと思います。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
かなり単純で[コロナ]です。
わりと勘違いされていたと思いますが僕は紙大好き人間ですが読み手の選択肢は多い方がいいという考えです。
どうして電子を拒んだかというと→
→約10年前に遡り、講談社と電子契約の話し合いをしたのです。黎明期で契約書すら曖昧だったので漫画家(特に新人)が納得できる形になればいいな、くらいのノリです。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
七つの項目を持って行きました。
主にお金の話なので割愛します。
しかしまあこれがうまくいきませんでした。→
→そもそも企業と対話できる個人は少なく、自分もその器ではなかったということです。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
個人の契約相談なら対応しますと言われましたが全体の底上げをしに行ったのに自分だけ上げてホクホクして帰るのはカッコ悪すぎるだろ、と思い保留したわけです。これが電子化拒否の真相です。→
→講談社はとてもよくしてくれました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
自分が納得できなかっただけです。
そんなこんなで何年か経ちコロナが発生しました。
ステイホームで外に出られない。
漫画を買いに行って病気になる。
そんな読者がいたら嫌だなと思って2020年の春に「確か60巻分電子にしたのがあったはず」→
→それを無料公開できないか?と提案しました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
しかしその頃は編集部も製版所も通常出勤している人が少なく対応できないとのことでした。
ため息をついていたら「体制整いましたので、あの話まだ生きていましたらいかがでしょうか?」と編集部から打診がありました。→
→待たされた勢いで、じゃあもう100巻無料やっちゃおうよ、と2021年の年始に期間限定で始めたのです。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
ステイホームが長引いたので期間限定もそれに準ずる形になりました。
この時点では期間が終わったらまた元通り電子無しのつもりでした。→
→しかし評判が良かったのか講談社が僕に丁寧かつ真摯なプレゼンをしてくれました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
何年かの間に僕が持って行った条件も実現努力してくれていたのを見ていたのでそこで承知したわけです。
出版不況とされていた時代、これからの新人はどうなると僕は不安を抱えていて理不尽を感じていました。→
→出版社も不安を抱えていました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
企業努力で黒字転換し、ある程度の余裕をもって対話してくれたのが電子解禁につながったのだと思っています。
作家の権利を含め読者様には関係のない我田引水の話なので公にする必要ないと思っていました。
長い文章になり申し訳ありませんでした。
つまり〇周年だからとかのカッコいい名目があるわけではなく、ただのなし崩しだニ。 pic.twitter.com/RMdtiHfq4L
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
簡単に要約すると・・・
・約10年前に講談社と電子契約について話し合いをした。金銭面で漫画家全体の底上げをしたかったがうまくいかなかった。
・個人契約なら対応できると言われたが、自分だけホクホクして帰るのはカッコ悪いと思い保留した。
・その後、コロナが発生し漫画を買うために外に出られなくなる状況が続いた。
・2020年の春に電子版の無料公開を打診したが体制が整わずできなかった。その後体制が整い100巻無料を期間限定で始めた。
・無料期間が終わったら元通り電子なしのつもりだったが、講談社が電子化について真摯にプレゼンをしてくれた。
・何年かの間に持っていった条件を実現努力してくれていたのを見ていたのでそこで承知した。
漫画を見開きで読んでほしいという思いは確かにありまして、紙の上でどうしたら読者様の目と手が円滑に動くかと試行錯誤してきたからです。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) December 28, 2021
自分の場合は107巻頃から右上に入り口、左下に出口(タチキリ)を設ける手法にしてあり、しかしそれはまた変わるかもしれないので最適解を模索中です。 pic.twitter.com/Yx4mwdobla
この記事への反応
・マガジンを電子書籍で買い始めてから一歩が読めなくなって、残念だけど仕方ないと思ってたんだけど、こういう経緯があったんだなぁ
・子供の頃から読んできたけど、今まで一歩は単行本を購入していませんでした。
今回電子になった途端購入しました。
46になる年に漫画や小説の単行本を老眼で読みづらくなったのもありますが、好きな漫画や小説ってかなりのスペースをとるんです。
それがタブレット一つに収まるんですから。
・ええ話やな
90巻くらいまで持ってたけど震災の時に持ち出せず売っちゃたから電子版全部揃えようかな
・後輩たちもしくは、業界全体を思って動く森川先生素敵ですね
・紙大好き人間だがはじめの一歩の巻数は本棚がな…
・自分も基本は紙なんだけど、場所がね・・・
・この一連、商談におけるタイミングの話として良いモデルケースだよなぁ………三方よし、を進められるには受け入れられるだけの土壌がないといかん………でも、難しい。
機が合った、という事に縁を感じる人が少なくない理由が分かるよなぁ。。。
・森川先生は読者も新人さんをはじめとする業界も出版社も大事に考えてくれていますね
・作家の権利を守って、且つ出版社ともwin-winに持ってったのが本当に凄い。
尊敬します。
・一歩の電子解禁が週マガ電書購入開始のきっかけになりました(^^)
![](http://mcgm.sakura.ne.jp/sp_300x250.jpg)
「それはお前だけの話だろ」っていうことわかってねーんだよな
ブタ小屋に住んでるだけの話で
凸るパヨはキモい
ネットアレルギーって噂は完全にデマ
>・個人契約なら対応できると言われたが、自分だけホクホクして帰るのはカッコ悪いと思い保留した。
読解力大丈夫か?
一歩くんそままの人柄でしたよ
サービス過剰なところとか
紙媒体のチャンスが回ってこないのでweb連載。でも紙媒体で単行本を出してもらわないと生活できない
ベルセルク以上のオワコン漫画。
今はweb連載の方がシェアを徐々に拡大しているだろ
新人達もweb連載の方に力を入れているぞ
文字を読んで理解する力がないならコメントとかしない方がいいよ…
あの頃は出版社もまだまだ電子に真剣じゃなかった
読者側からしてみればマジでどうでもいいけど
一歩が宮田かリカルドと戦うことになったら
そこからまた読みたいです♪
もう読むことも無いんだろうな
電子書籍だと色々あるだろうしな
今は企業努力で雑魚漫画家にも金が入るようにしてくれたらしいのと熱意に負けて電子化したんやで!って事か
先生めっちゃええ人やんけ!
300歳くらいまで生きるつもりか?
その下の人達は地獄だったろう
悪意を持って解釈するなよw
そいつじゃないがまぁこの人結構メンヘラだからその時々で言ってる事ころころ変えてるとは思うぞ
この文面自体はとても丁寧で読みやすく良いモノだがそれはそれこれはこれ
改めて読んでみると確かにそうだなと納得出来た見開き表示が完璧にならないと駄目ね
もう読んでないから知らんが
どちらにせよ中々できんと思うよ
YouTubeと比べるととんでもない世界。日本の出版業界は。
ただの慣れだよ。慣れたら普通に読める。
でも韓国式のやつはコマが大きくてスクロールするだけで気が滅入る。
あれは単なるスクロールイラスト集でしょ
なにをどう要したんですか?
だから全体的な底上げがなされて実入りをよくしようって話でしょ?
ということにした訳としたわけね
採算取れるか分からん時期から広告収益で確実にマネタイズできる時期になったってだけ
なんか一所懸命かっこいいように言おうとしてるけど、いろんな関係者が尽力して作り上げた市場に後乗りしてるだけのこと
その分ちゃんとした編集なら色々とケアして貰えるし
当たるか見込みがあれば宣伝もしてくれる
後だしジャンケンならどうとでも言えるよねっていう
見開きダメなデバイスでは読まない。
そして作者の印税は最大17%ぐらいだと聞いたな。おかしいだろと。
何にせよ、人気作家が率先して料金交渉するのはすべての漫画家にとって
良いことだと思う。(ネゴシエーターを雇って交渉すべきだったと思うが)
あれは実はこうでしたー、って言われても自分たちのことだけで読者のことは考えてなかったんじゃん
今更だよ
>個人の契約相談なら対応しますと言われましたが全体の底上げをしに行ったのに
>自分だけ上げてホクホクして帰るのはカッコ悪すぎるだろ
だから集めてもだめだったんだろ
復帰まで最低でも10年は引き延ばすと当初から睨んでる
未完のうちに作者もお亡くなりになるだろうしもしアシが続けるとしてもチャンピオンにはさせない終わらせないスタンスなんだろうから
コロナでようやく乗っかっただけじゃねーか
状況が変わって出版社がなくてもKindleをはじめとしたプラットホームがあるからね。
出版社はただの寄生虫じゃないことを証明しないとな。
それな
kindleで勝手にだしたらいいだけ
だよな
前言ってた理由と違うよな
とっくの昔にプラットフォームは某国に抑えられてて
日本の漫画であちらが儲かるばかりな状況
元アシには鷹村そのままの性格と言われてるようだが
完全に後付けとしか思えん
損も何も、電子化すれば必ず利益が出るんだけど
企業と対話できる「個人」は少なくと言ってるんだから集めてないだろ
電子化するコストよりも売上や広告収入のほうが少なけりゃ電子書籍事業としては赤字になるんだがどこが「必ず」なんだ?
10年後
読みたい人が読みたいものを読むって市場になったから参入した方がファンの為になるね〜
それも慣れだ
スクロールに特化した書き方されてる漫画はそれはそれで楽しめるようになる
紙媒体の作り方で作った縦スクロースは読めたものじゃないが
全然興味がなくなってしまった😅
アホ発見伝
別にこれでよかったのにね。一人前例があるだけでもだいぶ違うし。結果、電子版のマガジンで、はじめの一歩だけ載ってないじゃ話にならないしなぁ・・。
一歩がよく弄られたりしてるのって、作者がモデルだからなんだろうな。
いろいろ考えてるのに結果的になんか周りとうまくやれてないってからまわりしてるのが一歩みたい。
他の選手には興味ないのよ
言葉に変えた瞬間自分の思いと別物になるからな、なるべくそれを無くしたくて長文になるのは理解出来る。