「自分を愛するってどうしたらいいの?」──宇多田ヒカルの思考を辿るインタビュー、全文公開。 | Vogue Japan
記事によると
<以下、インタビュー一部>
イギリスに移住されて10年。暮らしはいかがですか?
宇多田「暮らし」がある。日本の生活では、私の存在の仕方には「暮らし」というものがなかったんです。10代から自分で作詞作曲をして、意見もはっきりあって、お金も稼いでいました。独立した人間という見られ方をしていたかもしれないけれど、誰かに飼われているペットみたいな感じで。食べ物も自分ではほとんど買いに行かないし、家も自分で借りていないし、銀行の口座も誰かが開いてくれたのを知っているだけ。電話の契約も、家を借りるのも、引っ越しも、何もかも事務所がやってくれて。自分で何もできないまま、仕事し始めた15歳の状態のままおばあちゃんになっていくのを想像したらすごく怖くなって。そういう部分の成長が必要だと思い、“普通の暮らし”をロンドンで始めました。全部自分でやって、ちゃんと自分の力で生きているという実感を初めて持ちましたね。
宇多田 子どもができても、愛というものがやっぱりわからなかったんですよ。おそらく初期体験から、愛することも愛されることも辛いこと、恐ろしいこと、と覚えてしまって、「愛」と「痛み」が私の中でセットになっちゃってたんです。二つを混同して、辛い思いをさせられる相手を愛の対象だと思っちゃったり。それで、どちらも感じないように抑え込んでたんだって気づいてから、「愛」 と「痛み」 を別々のものとして認識することに意識的に取り組んでます。私が子どもに「愛されている」と感じてほしいからしていることを、自分にもしてあげればいいって気づいて。愛する相手にこうなってほしいという気持ちを、自分に適用すればいいという大きな気づきがありました。
思いが作品になるまでに、どんな工程があるんですか?
宇多田 基本的に、歌詞は最後に書きます。メロディーのアイデアを考えながら歌っていて、歌詞がない状態でもすごい泣いちゃうときもあるし。
宇多田 作詞は9年続けている精神科のカウンセラーも影響しています。初めたきっかけは(自死をした)母親が亡くなる直前、彼女は不安定で連絡がとれなくなり、カウンセリングを受けないと私もダメになっちゃいそうというか、持っていかれちゃうなって。通い始めは週5で1回20~30分。今は週3で通っています。
「寂しさや辛いことは、乗り越えなければならない山ではなく、それも一つの心象風景だ」とファンとのインスタライブでおっしゃっていたのが印象に残っています。寂しさや悲しみとの距離感は変わりましたか?
宇多田 感情を良いものと良くないものに分ける考え方が、私は好きじゃなくて。最初の頃からずっと変わっていないのはそれです。私にとって感情って重さで、ネガティブと括られるような気持ちも、ポジティブと括られるような気持ちも、重さで言ったら同じ。感じないほうが良いとか、もっと感じるべきとか、欲するべきとか、それこそ先入観だし、不幸な勘違いにつながるような捉え方だなって思っていて。自然現象じゃないですか、感情って。これは嫌だ、これは良いって分けるものではないって、デビューからずっと歌詞にしていることです。
宇多田 親や周りにいる人が子どもにしてあげられる一番大事なことって、ある程度の大人になるまでは根拠がなくていいから、安心感とか自己肯定感を持たせることだと思うんです。自己肯定感は、なんでも「いいよいいよ、最高」って言うことじゃなくて、子どもが何かの理由で悲しいと思っていたら、大人からしたらたいした理由じゃなくても、「悲しいよね」ってその都度認めてあげること。そういうところから自己肯定感って芽生えてくると思うんですね。自分がこの気持ちであることはオッケーなんだって。その感情を他の人に認めてほしいとき、誰もいなかったりすると、そう感じている自分がおかしいんだ、悲しいって思っている私がいけないんだ、私が感じなければいいんだっていうほうにいっちゃうと思うんですよ。
宇多田 何かを知ることって、知れば知るほど、自分がいかに知らないかを知ることですよね。ただ、自分への信頼みたいなものがだんだん養われていっている気がします。それが世界の信頼とか、他者への信頼に繋がっていくのを感じています。
Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン)(著), VOGUE JAPAN編集部(編集)(2022-06-01T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.5
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この記事への反応
・宇多田ヒカルの歌詞ってたまに訳わからん時あるんだけど
母親が自◯された後のアルバムはどれも歌詞に凄みがあって
聴いているだけで泣いてしまったわ
そもそも昔から母親への歌詞を
恋愛の歌に見せかけて歌ってるのが多かった
・ここまで話すんだととても驚く内容。
精神分析の話、家族の話、音楽の作り方、愛と痛みについてなど、
今まで語られてこなかった内容だと思う。
全文公開されたので是非多くの人に読んでほしい。
・ "私が子どもに「愛されている」と感じてほしいから
していることを、自分にもしてあげればいいって気づいて。
愛する相手にこうなってほしいという気持ちを、
自分に適用すればいい"
↑この部分ちょっと泣いた すごく良い
・これはほんとそうね
親や周りにいる人が子どもにしてあげられる一番大事なことって、
ある程度の大人になるまでは根拠がなくていいから、
安心感とか自己肯定感を持たせることだと思うんです
・ 専門家の精神分析カウンセリングを
週3で受けられる経済力がうらやましい、
と平民的な感想が出てきてしまった。
・VOGUEの宇多田ヒカルインタビュー全文公開されてるけど
これは本誌を買わねばならない。すごい。
文字だからかもしれんけどこんな赤裸々に冷静に
自分の精神を話せるなんてとんでもない巨人
・ “「寂しさや辛いことは、
乗り越えなければならない山ではなく、
それも一つの心象風景だ」”
本当にそうだな。それも自分のかけがえない一部だと認めてあげる事が
自己肯定というものだと思う。
すごく良いインタビューだった!
「昔から母親への歌詞を
恋愛の歌に見せかけて歌ってる」
言われてみれば確かにやな
↓とか特に
「昔から母親への歌詞を
恋愛の歌に見せかけて歌ってる」
言われてみれば確かにやな
↓とか特に

3行でまとめて
そんな不幸自慢するならまずは金を全部恵まれない人に渡して
ホームレスからスタートしてからいえよ
お前の不幸自慢なんて俺ら底辺からしたら全然幸せやから
本当に女にとって地獄だこの国
訪れた帰り道やったな。ここ、通ったぞ。っていう場所から、数日後。ニュースで。
そんなメンヘラ野郎はちまには日蓮大聖人様のすごいすばらしいどんな悩み事も不安も解決して下さる仏法妙法が功徳感激生命力あふれる顕正会員の真心こもった折伏が絶対必要なんだよ‼
同感だこの伏せ字バイト野郎💢
うるせーハゲ
伏字にした方が気になって読む奴多いだろうが
お、また印税いっぱい入っとるやんけ!生活なら誰でも楽しいだろう
失せろよ低脳
ファンが羨ましい
そんなひとだったんだ
なんかやっぱりズレを感じるよな…
普通の暮らしとか言いつつ
当たり前のように週5のカウンセラーとか言われても
こどおじはいつまで昔の恨みをグチグチ呻いて部屋に籠もってんの?
千ンコなんて愛してない相手に中田市まくりよ
相当暗い歌ばかり唄ってたな(笑)
おっさんの僻みの誹謗中傷は時代遅れ
おっさんの妬み嫉みはしつこいぞ
しかも10年単位で増していく
優しくされなかった人は他人に優しくなんかできないから
インタビュアー側がジェーン・スーだし、かなり売れるだろうなこの号
最近だとBADモードの音声解説とか、zane loweとの対談とかも良い企画だったわ
文化資本と音楽の高等教育ありきのヒューマンステージに生まれついた人だから、俗世の低みから彼女を見上げる層には嫌われやすいんだけど、セクシュアリティだったりアイデンティティだったりに関してはずっとよるべなさがあって、そこはどんな人にもきっと響くと思うんだよなあ
歌手活動なんかさせず一般人と同じ生活させたれよ
なんでも一歩引いて冷静に考える人なんだろうなって印象。これが愛なんだって単純思考になるのが嫌なんじゃないか。
我が子を抱いたときにこれは守らなきゃいけないものだって本能的に感じたが
それでも子育てしてるんだから立派だわ
いちいち底辺に説教する仕事って時給何円?
下を見ても良いことないよ?
イスラム国にでも移住すれば?
>家も自分で借りていないし、銀行の口座も誰かが開いてくれたのを知っているだけ。
>電話の契約も、家を借りるのも、引っ越しも、何もかもやってくれて。
15歳なんかみんなそうじゃね? 私は皆と違う感出してるけどでも金稼げたってうなら、自分で部屋探したり食い物買いに行けばいいじゃんなんで恐ろしくなってん??
おばあちゃんになるまで、売れ続けて全部やってもらえるきでいたんのがすげえな
>私が産後に感じたのはオキシトシンの作用と「本能的な義務感」で、愛ってなんなのかよくわからなかった
宇多田ヒカルはどちゃくそに理知で生きている学究的な人だと知らないと、確かにめちゃくちゃ冷たい印象を受けるかもしれないなこれ
知能指数がクッソ高い女がわざと平易な言葉を選んで歌詞を書いている面があるから、曲のイメージしか持たないリスナーがインタビューを読んだら怖いと感じるかもね
人生とか政治語りだした時にバレる薄っぺらい感と残念感
良いんだよべつに人生語っても政治語っても、それでうまく行く人もいるし
薄っぺらいのが悲しい(インタビュアーとかファンの読者の持ち上げ方も見てらんない)
子供生まれて、すげえワクワクして、何やってもうれしくて、ずっと一緒にいて見てたくて
もちろん、嫌なことも大変なこともあったし、子供の成長や将来で心配事や不安もめちゃくそあったけど、
ま、愛が何かなんてわからんわなw
愛を言葉にしてそれを売ってお金を稼ぐ商売じゃなくて本当に良かったわ
それはエバンゲリオンとかアニメ作ってる人に文句言え
っていうか 作者は宇多田が合ってると思ってんだろうから
むしろわかってないでうざいのはお前じゃない?
(もちろん作者よりもお前のほうがエバンゲリオンを深く理解してる可能性もゼロじゃないけど)
宇多田ヒカルさんの歌詞をそういうふうに思ったことはなかったな
タクシーにそんなこと言っても・・運転手さん困っちゃうだろと思ってたけど
謎が解けた 行先とか全部大人が指示してて 地図も愛もわからなくなってたんだな
私は恵まれた環境だった。親たちから完全プロデュースされて英才教育されて育ってアーティストとしては成功して金もあったけど人間としては、、、って感じで辛かったです
こういう事だろ
言いたい事書いてくれた。まさにこれ。「薄い」んだよなぁ
歌を作って歌う人は(アニメ監督とかもかな)らしい歌詞書いて綺麗なメロディーで
人にできないような歌い方すると
まるですごい思考が根底にあるような気がするけど、こちら側の勘違いなんだろうな
気づかずにずっとそのままこじらせちゃう人の方が多いからな
「ぶ厚い」経験談を是非聞かせて
感受性が鈍いのは自分のせいじゃないから気にすることないよ
「金持ちが苦しむのは偽善」だと言ってるのか?
途方も無い差別的態度だろそれ。気持ち悪い
?
分厚い経験なんかあっても、楽器も持ってないし、君に聴かせる腕もない
長文書くと怒られるこのスペースに、的確に書けるような文章力もトーク力もない
宇多田が薄っぺらだって言うのも、文句に見えるけど、彼女でさえ万能じゃないっていう安心感もあるんじゃない
ふ~ん、このコメント削除されたんか・・。えっ「人」が(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「金持ちが精神的に苦しむのは甘え」って言ってるんじゃ無いのか?
糞みたいに差別的態度だと思うけど
蚊帳の外から浅い愚痴書いてるようにしか見えんぞ
7歳ムスッコ「愛ないんかーい!!」
無能バイトはコピペすらたまにミスるけどな。
日本で税金を払うのを嫌がったクズ家族じゃん
タイアップてエバーとキングダムハーツぐらいしか知らんのだが他何のアニメやってるんだ?
みっともなくて草
おばちゃんすっかりメンヘラになっちゃったね
本文読むとむしろ母親や子供の存在感に比べて、びっくりするほど元夫の存在がちっさくて笑ったわ
キャシャーンをクソ映画にしちゃったしね
自分で気づいてないと思うけど、もう重症で末期だなお前
拗らせに拗らせすぎて中身がスッカスカなのはお前の方だぞ
自愛がとことん出来なかった不幸な人間の末路としての反面教師に出来るくらいには
これを薄っぺらいと言える人はどんだけ濃い人生を送ってきてるんだろう
底辺に生まれて苦労を重ねたらそれは濃いんだろうか
他人の達した考えに簡単に「薄っぺらい」とか言っちゃうあたり
だいぶ薄っぺらいなと思われるのはしゃーない
それが例えば自分には全然わからない世界でもな
おっしゃる通り
貧すれば鈍するってやつだ
次の作品からは、自らの子に向けたメッセージになるとか?
お前らみたいなやつは結局金なんだろ
性根とか生き方がもう底辺を這いつくばるように出来てんだよ
強くないと生きてはいけない世界で弱いくせに生にしがみつく醜い欲望がどす黒すぎる。
クリエイター気質だもんな
若い頃に無理すると
イカれて治らないのは
ガリ勉も歌手も一緒
くそブス田w
これはLettersって曲を聴いた時、自分も感じたなあ